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うどん巡礼 2014 秋

このページの熱心な読者諸兄であればよくご存じの通り(そんなのいるのか?)
、定期的に讃岐までうどんを食いに行っているわが家である。
先日も、行って来たので 簡単にご報告させてもらいたい。

① さか枝(支店)
さか枝は 言わずと知れた有名店であるが、高松にあって、日曜日祝日は営業して
いないので、行きたいけど 行く機会がなかった。
そんな さか枝であるが。いつの間にやら郊外に支店ができて、そこは休日営業をしてる
らしいので行ってみた。
店構えは、丸亀製麺のような近代的なチェーン店風のいまどきの小奇麗な感じで
却って不安になる。 店に入り空いてるので またもや不安になる。
作り置きの麺をどんぶりに入れてもらい、熱い出汁を注いで、席についてすする。
おいら「なんとかーっ!」
店構えと雰囲気から、実は半ばあきらめていたのだが、出汁の蛇口から出てきたそれは
名店の名に恥じない 「舌に焼き付くイリコだし」であった。 麺の味もあり、
お互いが主張し合って、それでいて決してぶつかることなく調和を生み出す。
朝からほぼ何も食っていなかったので、夢中ですする。 うまかった。

② やお
言わずと知れた(そればっかり)、柔腰麺を出す名店。 この麺の食感は、この世界で2人
だけ、 飯山 中村(兄)と丸亀 中村(やお 弟)の 中村ブラザーズのみが生み出せる
奇跡の逸品。そう考えると、彼らは まさしく人間国宝級といえるのではないか?
長年通って、中村弟の大将も年を取ってきて、もううどんを打ってる姿は見たことがない。
だれか、あとをついで、あの奇跡の麺の伝統をつなぐことは出来るのだろうか?
まあ、それはいい。
というわけで、何も言うことはない。 この麺が好きなら、ここでしか食べられないって
奴である。大でもするする入る。うまかった。

③ 日の出製麺
娘のリクエストで、久しぶりに訪問。 昼に1時間だけの営業というせいもあってか、
ものすごい行列店になって久しいが、今回は 大雨+開店前から並んでいたので、まだ
ましだったかも。 もちろん本物の製麺所なので、麺に文句はない。 惜しいのは、
ストロングスタイルの製麺所ゆえ「旨い出汁」がないことである。 机の上に出汁は
あるけど、正直いまいちだ。 この麺に、例えば①さか枝の出汁をかけたなら 最強となる
はずなのに 実に惜しい。 まあ、麺はうまかった。

④ 手打ちうどん い●き
いつも同じ店ばかり行ってもいいんだけど、面白みに欠けるので、ネットで調べて、
出汁が旨そうなところをピックアップしてみたのが、●ぶきであった。
ちょっと離れてるので、腹ごなしがてらドライブ。
しかしながら、店についてみると 昼1時だというのに 駐車場は空っぽ。
店内も空っぽ。。 席について注文すると、わずか2分でうどんが出てきて、後頭部を
鈍器で殴られたようなショックを受ける。
大方の予想通り、麺は 見事なまでの作り置きゾンビ麺である。。。
出汁は イリコが売りのはずが全くイリコが感じられず、しかもデフォルトでちくわ
天ぷら(これは揚げたてでうまかった)が付いてくるので、最低450円で、讃岐の基準で
いえば 超高級な価格である。なのにゾンビ。。。
我々がいる間に 地元民が何人か来て、うどんをすすっていた。地元の人は、なじみの店に
は行くけど、ほかの店にはいかなない、冒険しない傾向があるのであろう。
がっくりを 肩を落とし、店を後にする。 うーむ。

⑤ もり屋
過去、1日10玉ほど うどんを食べたあの若かりし日を思い出すが、今はさすがにそこまで
喰えなくなった。 いい加減腹いっぱいの我々であるが、少しあたりをぶらつき、最後に
訪問したのが 一般店で 言わずと知れた (以下略) もり屋である。
ここは 巨大なかき揚げが有名なので、腹いっぱいにも関わらず、かき揚げうどんを
注文する。 運ばれてきたうどんを 一口すする、
おいら「畜生、うまいなあ。。。」
腹いっぱいの人間に、「畜生 うまいなあ」といわせる。 腹が減ってれば何を食っても
うまいはずであるが、腹いっぱいなのにうまい。 ちょっと悔しい。。
まさに最大級の賛辞であろうと思う。 4時ごろという中途半端な時間なのに、
外さない。 横綱白鳳の様な盤石の安定感である。 うまかった。

下記は、さか枝のかけうどんです。

udon.JPG
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