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伊吹山ヒルクライム報告 その2

しばらく「立ち漕ぎ」をし、スピードを上げて 集団をパスすると、あとは ほぼペースの
同じような奴らとの ちぎり合いとなる。 実は、スタート前に目を付けていたやつがいた。
そいつは おいらのちょっと前(つまり かなり前)に陣取っていて、大会係りの
おっちゃんと、
「今年も頑張ってくださいよ」
みたいな話をしているのを 耳をダンボにして聞きつけていたのだ。
おいら「すわっ、これは 前回クラス優勝者かなんかなのではないのか!」

そう思い、彼を目標になどと思っていたのだが、すぐに 落ちてきて、そしてあっさり
抜き去ってしまったのには、完全に肩透かしを食らった気分であった。
おいら「なんだよー!」

その後も積極的な展開を 自ら心がけ、高度を稼いでいく。 ここのコースは、
きつい部分と緩やかな部分が 交互に来る、足に来るパターンである。
コース脇の距離表示が どこ基点になってるのかわからんけど、目茶目茶であったのは、
まあそれはいい。

やがて、遥か眼下にスタート地点付近の街並みが見渡せる高度まで上がり、その景色を
きょろきょろ見ながら きついのを紛らわす。
ついに 先方に 伊吹山本体が表れてきた。 残雪がところどころに残り、木が生えていない
(そういう土質?)見た目は威容のある山である。
その前に 大きなヘアピンが2つあり、そこを抜けたところがゴールである。
2つ目のヘアピンを抜けたところで、いよいよファイナルギア(インナーロー)で
ゴール目指して ラストスパートだ! まだ足も少し残ってるし最後の力を!
と思ったところで、信じられない事態が発生したのであった。
おいら「なんとかっーっ!」

ゴール前100m未満のところの路肩に、収容車のような白いバンが止まっていた。
それがあろうことか、小生を含む数人がラストスパートをしているその前に
割り込んできたのである。しかも超低速運転。。。
結局、車について 足を突きそうな速度まで落として、ノロノロとゴール。
同時ゴールの隣のオッチャンも 怒髪天でわめいているが どうすることもできない。
おいらも、不完全燃焼のままゴール。明らかに タイムはロスしてるやん!
我々の怒号は、ゴール地点に大音響でかかるBGMにかき消されたのであった。

ゴール付近は、先にゴールした奴らで溢れかえってた。 携帯もつながりづらく、
おかげで先にゴールした娘と合流するのに手間取った(寒くなかったからよかったものの)
ゴール駐車場奥にはひっそりと、エイドテントが建っていたが、存在に気付くひと
も少なく、どうせ大したものはでていない。
運営で唯一評価できる点は リザルト速報がすぐに貼り出されるところだろう。
それによると、
小生 37分17秒(クラス27位/468人)、 娘 46分25秒(クラス25位/147人)。
娘は、大躍進でかなりタイムを伸ばしたが、おいらは まあ去年と同じ、悪くもないけど、
よくもないってところであろうか。。。

伊吹山ゴール 小.jpg
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