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奈良ラーメン全店制覇計画番外編 ~ なんつッ亭(本店)

先日、訳あって、 神奈川方面に車で行く用事があり、その際に
『なんつッ亭』秦野本店に行ってみた。 秦野は 神奈川でも かなり西のほうの山間に
位置する 地方都市である。
このページの賢明なる読者諸兄なら(そんなのいるのか?)よくご存知かと思うが、
この『なんつッ亭』、店主が 元暴走族かなんかで そのキャラもあり、TVなどによく出て
いるので有名である。 食べログの評価もいい。
札幌の『ラーメン共和国』に出店していたのを見たことはあるが、札幌 行ったら
味噌ラーメン以外の選択肢はあり得ないので、スルーしていた。
まあそれはいい。
そんな 以前から気になっていた店(しかも本店)に行ってみようということになり、
行ってきたのであった。 時間は、平日の昼時であった。

国道246号線を西進していると、まず目に飛び込んでくるのが、
『うまいぜ、ベイビー』と書かれた 大看板。
駐車場は、平日にも関わらず(平日だからか)、働くオジサン系の車をメインに
ほぼいっぱい。 看板を写真にとり、店内に入ると、席はいっぱいで、先客店内待ちが
数組といった状況であった。
この店、メニューはたくさんあるのあるが、初めて訪れた店で『飛び道具』系メニューを
選ぶわけにも行かず、 無難に
・ラーメン
・なんつッ亭スペシャル
の 2種をたのんだ、 違いはトッピングに 卵とねぎと エクストラの海苔が載ってるぐらい
である。

厨房の作業が見るカウンターから、忙しく動き回る店員さんを眺め、メニューに書かれた
『店主のうんちく』を読みながら待つことしばし。
目の前に運ばれてきたラーメンは、ニンニク抜きを指定したにもかかわらず、
食欲をそそる香りを放っていた。
前述の『店主のうんちく』に忠実に従って、いつもはスープをすするところを、それをせず
スープ表面に浮かぶマー油を麺に絡めながらすする。
おいら「なんとかーっ!」

スープは和歌山井出系を髣髴させる 豚骨醤油。 それに 中太ストレート麺が入っている。
だが、このラーメンの肝は 表面を覆う 黒い 秘伝マー油であろう。
それが麺に絡み、スープと溶け合い、何とも言えない 独特の風味を作り出している。
これがなければ、ただのラーメンともいえる。
道産子のおいらは、『具が冷たい』ラーメンは許せないという 自分基準があるのだが、
ここは 野菜もチャーシューも 冷たくなく、及第点だ。
ただ、海苔のトッピングはいただけない。 以前に カニ鍋の雑炊に海苔を入れて、
スキー宿のおっさんに怒られたことがあった。雑炊に海苔は 一般的には普通かもしれない
が、おっさん曰く『カニの風味が死んじゃう』とのこと。
確かに、海苔の香りがきつく、海苔の風味が勝ってしまう。
それはラーメンに言えると、おいらは思うのだ。

大盛り設定に気づかず、大盛りにしなかったのだが、それなりにボリュームがあり、
食べ終わる頃には満腹となっていた。 スープもついつい飲んでしまう。
そして、どんぶりを カウンターに戻しながら、 『店主のうんちく』の通りに、
心の中で、
おいら「うまいぜ、ベイビー」
とつぶやくのであった。さすがに ラーメン激戦区で名を上げた店であると思う。
近所にあれば、すこし通って 別のメニューも試せるんだけどなあ。

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