宝くじ売り場にて

ある日、家の近所の宝くじ売り場に、グリーンジャンボを買いに行った。
まあそれはいい。

ところで、賢明なるこのページの読者諸兄の皆さん（そんなのいるのか？）は、もし 六億円当たったら
どうします？ 小市民なおいらは、六億当たったら、正直困りはててしまうと思う。
アスト○マーチン買って、うまいもん食って、ファーストクラスでヨーロッパ行っても 使い切れない
額である。 かといって、株などに賭ける度胸もなし。 貯金で抱えてもどうしようないし。。
うーむ。。。 こんなこと考えてるから あたらんのかもしれん。

そんな訳で、大きな夢を抱えながら宝くじ売り場でグリーンジャンボを購入したおいら。
売り場のおばちゃん｢はい、グリーンジャンボ 20枚です。｣
おいら｢ありがと｣
購入したくじを受け取って、次の人のために窓口を開けたおいら。つぎの兄ちゃんもグリーンジャンボ
購入であった。
兄ちゃん｢グリーンジャンボ10枚、ばらでください｣
おばちゃん｢はい、グリーンジャンボ10枚、ばらです、あたりますように｣
おいら｢なんとかーっ！｣

おばちゃんは、おいらの時は『あたりますように』って言ってくれなかった。
おいらの時は『あたりますように』って言ってくれなかった。
おいらの時は『あたりますように』って言ってくれなかった。


思わず体のわきに付けた右手を強くギュッと握りしめるおいら。
こういうときは、このような些細なことも気になるものである。

よーしこうなったら、意地と気合で グリーンジャンボ当てて、おばちゃんを見返してやるぞ！
そう心に誓い、5.5億（今回は5.5億ですよね）の使い道に思いを巡らすおいらである。